マキノマド コピーライターの歌詞考察

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まだ金色のガッシュベルOP曲「カサブタ」の歌詞の凄さを知らないの?

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あなたが凄いと思う歌詞は何ですか?

僕は金色のガッシュベル・アニメOP曲「カサブタ」の歌詞がマジで凄いと思っています。

 

フリーのコピーライターとしても働く僕は、言葉が好きで、よく歌詞にも注目します。

 

最近、あらためて金色のガッシュベル・アニメOP曲「カサブタ」を聞いた時、戦慄が走りました。

 

何がそこまで凄いのか?

あなたもこの記事で、金色のガッシュベル・アニメOP曲「カサブタ」の歌詞の凄さを知ってくださいね!

 

金色のガッシュベル・アニメOP曲「カサブタ」の凄さを知ろう

作詞・作曲 千綿 偉功

歌 千綿 ヒデノリ

編曲 渡部 チェル

曲名 カサブタ

CD名 カサブタ

レーベル インターチャネル

2003年4月発売

 

明日へ続く坂道の途中で
すれ違う大人たちはつぶやくのさ

歌詞を読むだけだとピンッときませんが、具体的に状況をイメージすると、様々な意味が読み取れます。

カサブタ 歌詞
明日へ続く坂道をのぼっているあなたは、未来に向かって進んでいます。 

未来に向かうあなたとすれ違うということは、大人は逆方向の過去を見ています。

未来に向かって進むあなたと、過去を見ている大人という構図です。

 

「愛とか夢とか理想も解るけど
目の前の現実はそんなに甘くない」って

明日へ続く坂道をのぼっているあなたにとって、「目の前の現実」とは未来のことです。

逆に、そのようなあなたとすれ違う大人にとって、「目の前の現実」とは過去のことです。

カサブタ 歌詞

大人は過去をもとに、未来へ進むあなたに説教をたれます。

しかし誰にも分からない未来へ進むあなたにとって、その説教は何の意味も持ちません。

 

つまずきながらも転がりながらも
カサブタだらけの情熱を忘れたくない

明日へ続く坂道をのぼれば、つまずくどころか、転がってのぼった分が無駄になることもあります。

つまずき、転がり、傷つくこともあります。

 

傷つきカサブタとなり、時間が経ってカサブタが剥がれるという、完璧な回復を待つことも出来ます。

しかし完璧に回復することを待たず、カサブタだらけでも進む情熱を忘れたくないと決心しています。

 

大人になれない僕らの強がりをひとつ聞いてくれ

カサブタの歌詞でいう「大人」は、成人という意味だけでなく、歌詞の前半に出てきた「過去を見ている人間」という意味も含みます。

つまり「大人になれない僕ら」は、「過去ばかり気にする人間にはなれない。未来へ向かう僕ら」という意味になります。

 

それでも何も分からない未来へ向かうのは不安です。

だからこそ「強がり」で自分を鼓舞します。

 

逃げも隠れもしないから笑いたい奴だけ笑え

「逃げも隠れもしない」は言い換えると、逃げられる場所や隠れられる場所があるということです。

「強がり」で自分を鼓舞したのは、何も分からない未来への不安を打ち消すためでもあります。

しかし「強がりを聞いてくれ」と、周囲に自分の強がりを聞いてもらったのは、聞かれると逃げられない状況を作れるからです。

逃げられない状況を自ら作り、逃げそうな自分に打ち勝とうとしています。

 

せめて頼りない僕らの自由の芽を摘み取らないで
水をあげるその役目を果たせばいいんだろう?

自分とすれ違う大人たちを対比していることから、この歌詞の明日へ続く坂道をのぼる主人公は、おそらく子供です。

 

子供を自分の思い通りに、管理しようとする大人がいます。

しかしその結果、管理がなかったら何もできない人間が生まれます。

自由の芽が摘み取られた、自由に生きられない人間です。

 

たしかに子供は頼りないですが、子供が持っている自由の芽を育てるのは、子供自身です。

管理してくる大人たちに、自分たちで物事を考える自由を求めています。

 

まとめ

歌詞

金色のガッシュベル・アニメOP曲「カサブタ」の歌詞、凄くないですか!?

未来へ向かう情熱を、これでもかと詰め込んだ心震わす名曲ですね。 

 

上記で解説したのは、金色のガッシュベル・アニメOP曲「カサブタ」の、一番の歌詞とサビです。

二番の歌詞はまだ考察できていません。

というか正直、よく分かりません。

難しい…。

深く理解できれば、また考察記事を書きます。

 

あと僕は別に、作詞した千綿 偉功さんに会ったこともなければ、喋ったこともありません。

だからこの記事の考察は、完全に個人の勝手な解釈です!

 

また気になる歌詞があれば紹介します。

こちらは出張サイトなので、僕のメインサイトもぜひチェックしてくださいね。

→マキノマド 独学でフリーランスになった僕。

 

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。